昭和酵素Sとは

肥料や有機物は土壌微生物によって分解され、作物の栄養分として根から吸収されます。昭和酵素Sは、この土壌微生物の働きを活性化させ、有用菌を増やし、有害菌の繁殖を抑えて土壌微生物のバランスを保ちます。それにより有害ガスの発生を防ぎ、土に活力を与えます。

土に必要な微生物の働きを活発にします。

土1g中には、約20億の微生物がいると言われます。この微生物が上に栄養を与える堆肥などを分解、作物に養分を供給しています。ところで、微生物が減少すると、土に栄養を与える堆肥などの分解力が落ち土の疲労の原因となります。たとえ、作物の成長期に肥料を与えても有害ガスが発生することすらあります。農作物に有益な微生物と有害な微生物が土中に共存しているからです。昭和酵素Sは、この有益な微生物の働きを活発化させる触媒作用を行い、その繁殖を促進させる働きがあるのです。だから、豊かな土づくりと丈夫な作物づくりに欠かせないのです。
《酵素とは…》動物や植物の細胞、細菌の菌体の中で作りだされる触媒作用のある高分子物質を酵素といいます。

昭和酵素と土づくりのメカニズム

昭和酵素Sの証明

証明1:根の違いは収量の違い。

根が土中深く張り、稲や野菜など作物の生育が、見事に違います。茎数、草丈、根がふえ、成育を促進します。

証明2:連作障害の予防解消に効果的。

地力を必要とする作物や連作を行うハウス栽培に驚くほどの効果を発揮します。土をフレッシュに甦らせます。

●ガス発生を防止、根痛みがありません。
●塩類濃度の減少は、データノート参照

証明3:品質の向上に。

いい土づくりは、いい作物づくりに直結します。昭和酵素Sなら、色づきが早く、美しい作物に成育します。

証明4:たばこなどの病害虫の予防に。

消毒がむずかしいたばこには、健康な土づくりが大切。丈夫なたばこづくりに貢献します。

昭和酵素Sデーターノート

データ1:水稲育苗試験

東北大学農学部教授 星川 清親
ササニシキ稚苗

使用法	使用料(g)	苗令	苗丈(mm)	最長根長(mm)	根数(本)
対照区	0	3.2	111.3	50.8	6.1
覆土混和	15	3.2	126.2	52.7	8.5
″	100	3.2	126.2	65.7	8.2

備考:肥効を高め根の生育を促進させる働きがあります。
標準の使用量よりも、間違いによって多く使用してしまったとしても、害はありませんので安心して使用できますが、使用量は守ってください。2倍使っても2倍の効果はないのですから。

データ2:土嬢塩素の減少

日本専売公社福島支局
イオンメーターにより測定
検定者 高橋 久　佐藤 俊三

耕作者氏名	地区名	昭和酵素使用年数	塩素量
鴫原昭二氏	福島県山本屋	木使用	7.2
菅野政次氏	″	1年	1.4
大内惣一郎氏	″	2年	1.1
石見氏	会津坂下町	1年	3.4
長谷川氏	″	1年	1.0

備考:山本屋地区の3名は、ほぼ同し年数の耕作期間です。このように、酵素の使用により塩素なと塩類濃度を低下させる効果があります。連作障害の解消や防止にも役立ちます。

データ3:水稲生育試験

久保田鉄工株式会社仙台支店
名取市板橋氏回場船 品種:ササニシキ
坪刈調査:60年9月21日

項目	慣行区	30kg使用区	40kg使用区
全長 cm 穂長 cm 1株穂数 本 1穂籾数 粒 m²当株数 株 m²当穂数 本 m²当籾数 粒 登塾歩合 % 千粒重(A) g 千粒重(B) g 粗玄米重 kg	78.9 14.35 21.17 60.84 21.4 453.04 27,536 87.7 21.0 20.97 508.2	76.3 15.06 23.67 61.60 20.9 494.70 30,474 88.6 21.0 22.00 567.0	76.2 14.71 25.50 63.75 20.8 530.40 33,813 88.1 21.0 21.24 625.6
実刈収量(玄米)kg	547.4 10/2 100%	631.6 10/6 115%	694.7 10/6 127%

所見:①「昭和酵素」使用区は、出穂が4日ほど早まった。
②慣行区はほぼ全面倒伏した。このため実刈が駿素区より早くなつた。
注1:千粒重の(A)は、坪刈当日のためこの地区の標準値を使用し、粗玄米重はこの値から算出した。

データ4:葉たばこ生育試験

日本専売公社岡山地方局玉島葉たばこ生産事務所
小田郡矢掛町丁高未総代区　石川喜―氏圃場
試験品種:第一黄色種
試験区:①対照区　②酵素区(40kg/10a)　③堆肥区(1,200kg/10a)
1)乾燥の歩上り 対照区:14.0%　酵素区:19.6%　堆肥区:16.3%
2)肥効試験

区別	10a当収量	10a当代金
対照区	232kg	¥451,240
酵素区	277kg	¥534,887

昭和酵素Sの使い方と圃場

たとえば、こんな作物に。昭和酵素Sの使い方。

水稲、葉たばこ、トマト、ピーマン、キュウリ、ナス、スイカ、メロン、イチゴ、大根、里芋、ゴボウ、えんどう、大豆、枝豆、レタス、セロリ、アスパラ

圃場　使用上の注意事項等

水稲	イ)追肥として使用する場合は必ず水を落としてください。
野菜類	イ)クロール・ピクリン・EBD等を使用するときは、消毒・ガス抜きの後に使用してください。 ロ)追肥は樹勢の衰えた時や病虫害の回復を早める時などに株間に散布し充分灌水してください。 ハ)強い農薬や、消毒剤、除草剤を使用する場合前後10日間程度散布しないでください。 二)苗床用の表土には表土作りの際表土1,000kgに対し20～30kgを混合し充分攪拌してください。 ホ)昭和酵素Sを散布したら4～5日間は播種や定植をひかえてください。
大根・ゴボウ等根菜類	堆肥、米ぬか、鶏ふん等のない場合は昭和酵素Sだけを散布しても効果はあります。

		水稲	野菜	果樹	ハウス	注意事項
元肥時	量	20kg～40kg	40kg～60kg	40kg～60kg	40kg～80kg	1.昭和酵素Sは肥料ではありません。肥料等は、従来通り使用してください。 2.有機物を併用すると効果的です。 3.直接葉にかかると赤変することがあります。
	時期	秋耕時か又は春耕時	播種・定植10日以前	秋～春	播種・定植10日以前
追肥時	量	10kg～20kg	10kg～20kg	10kg～20kg	10kg～30kg
	時期	出穂1ヶ月前	適時2回程度	6月ごろ	適時2回程度

(10a当り)

商品ご使用、お取り扱い上の注意

ご使用の際は、商品記載のラベルを十分に確認の上、ご使用ください。
また、お取り扱いの際は十分ご注意ください。